盛岡市水道事業90年のあゆみ 盛岡市水道90周年記念誌 盛岡市上下水道局
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盛岡市の水道事業90年(創設事業〜第7次拡張事業)新庄浄水場管理本館14第7次拡張事業(昭和63年度〜令和2年度) 第6次拡張変更事業の計画目標達成後、昭和62年度から平成17年度までの長期的水需要を予測した結果、現有能力は平成2年頃までが限度と分かりました。そこで、平成3年度以降の水不足解消に向けて、第7次拡張事業を計画しました。 同事業では、中津川(綱取ダム放流水3万2,000m³╱日)と中津川の伏流水(3,200m³╱日)を統合し、取水能力3万5,200m³╱日、配水能力3万3,000m³╱日の新庄浄水場を建設することとしました。 第7次拡張事業の目標年次は平成10年度、計画給水人口25万1,500人とし、昭和63年度から11カ年の継続事業としました。 この事業では、安定給水を図るため、平成2年に本宮ポンプ場、北ノ浦ポンプ場及び繫配水場を建設し、沢田浄水場から繫地区への送水施設を整備することで、繫簡易水道を上水道に統合しました。 平成3年3月から着工した新庄浄水場が平成7年7月に完成し、市内中心部や山王町などの東部高台地区へ、同年8月には新庄第2配水場が完成し、つつじが丘地区へ順次給水を開始しました。さらには、平成8年1月に岩山配水場が完成し、盛岡競馬場や川目地区への給水が可能となりました。 また、新庄浄水場内には水質検査センター (現水質管理センター)も併設され、市内の水道水の安全性を確認しています。 新庄浄水場の稼動に合わせ、沢田浄水場のほかにも米内、中屋敷各浄水場の給水区域の見直しを行いました。松園地区への給水は、米内浄水場から新庄浄水場、山岸ポンプ場を経由し松園配水場から配水されていましたが、米内浄水場から直接ポンプで送水する計画とし、平成5年度に整備されました。また、中屋敷浄水場から給水していた厨川・みたけ地区は、平成6年度に松園第2配水場を増設し、米内浄水場からの配水系統に切り替えました。 平成4年4月、本市は南に隣接する都南村と合併することとなり、都南村の不安定な給水状況を解消し、水道事業の一元化を図るため、平成4年度から合併緊急整備事業を開始しました。都南村合併による給水区域拡大などにより、平成5年12月に認可された第7次拡張変更事業第1期事業に継承されました。また、沢田浄水場の水を都南地区に振り分けるため、平成7年度まで各配水幹線、上飯岡ポンプ場及び湯沢配水場を整備しました。以降も引き続き都南地区の施設を整備し、平成13年度末にすべて盛岡市の上水道となりました。 平成18年に合併した玉山村の水道事業については、平成23年3月に事業統合し、水道料金の統合に合わせて硬質ポリ塩化ビニル管の更新を進め、有収率の向上を図りました。盛岡市水道90年日本の水道事業と盛岡市の水道事業第1章

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