盛岡市水道事業90年のあゆみ 盛岡市水道90周年記念誌 盛岡市上下水道局
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17計画の策定趣旨と位置付け 本市の水道は、昭和9年の創設から普及に取組み、平成25年度末には普及率が97.9%に達しました。一方で、施設の老朽化が進行し、水道事業は施設の「建設」から「維持・更新」への移行が求められ、水道事業を取り巻く情勢が変化するとともに、地震などへの備えとして災害対策の重要性が増したほか、単身世帯の増加、節水機器の普及や人口の減少に伴う水道料金収入の減少も予測されていました。 これらのことから、将来にわたって持続可能な水道システムを構築し、安全でおいしい水を安定的に供給し続ける事業を推進するため、新盛岡市水道事業基本計画(第二次基本計画)(平成17~26年度)に続く新たな計画として、平成27年3月に今後10年間の事業運営の方向性を示す「第三次盛岡市水道事業基本計画~もりおか水道ビジョン~(以下「もりおか水道ビジョン」という。)」を策定しました。 この計画は、平成27年度からの10年間に本市水道事業が取組むべき施策の方向性を示す計画として策定すると同時に、まちづくりの基本となる指針を定めた盛岡市総合計画の水道事業にお《盛岡市総合計画》ける部門計画に位置付けることとしました。基本理念と施策の展開 もりおか水道ビジョンは、国の「新水道ビジョン」で示されている「安全」「強靱」「持続」という指針を前提としつつ、平成17年3月策定の「新盛岡市水道事業基本計画」(第二次基本計画)に掲げた「安定給水の確保」「給水サービスの向上」「経営の効率化」という3つの柱を継承することとしました。基本理念は、『安全でおいしい水を、安定的に供給する強靱な水道システムを築き、将来にわたってお客さまから信頼される水道を目指す』こととして、次の5つの施策を方向性として定め、着実に事業運営を推進していく方針を立てました。【施策の方向性】・信頼を届けます(安全で良質な水道水の供給)・いざという時に備えます(災害対策の充実)・ 未来を確かなものとします(計画的な施設の更新・改良)・ お客さまの笑顔とともに(お客さまサービスの向上)・堅実な舵取りを約束します(健全経営の推進)実施計画前期実施計画:平成27〜31年度後期実施計画:平成32〜36年度単年度予算(実施計画の見直し内容を単年度予算に反映)「第三次盛岡市水道事業基本計画〜もりおか水道ビジョン〜」の策定「安全でおいしい水を、安定的に供給する強靱な水道システムを築き、将来にわたってお客さまから信頼される水道を目指す」盛岡市水道90年第2章盛岡市における水道事業のできごと(平成27年度から令和6年度まで) 計画期間:平成27〜36年度新盛岡市水道事業基本計画(平成17〜26年度)第三次盛岡市水道事業基本計画〜もりおか水道ビジョン〜(平成27〜36年度)平成25年3月平成18年2月策定平成26年6月改訂各水道事業体に「安全」「強靱」「持続」の観点から、課題抽出や推進方策を具体的に示し、地域の実情に応じた「水道事業ビジョン」の策定を推奨市の水道施設整備について、100年先を見据えた基本的方針を示した構想まちづくりの指針となる基本構想及び実施計画《新水道ビジョン》(厚生労働省)《もりおか水道施設整備構想》■盛岡市水道事業の計画体系

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