盛岡市水道事業90年のあゆみ 盛岡市水道90周年記念誌 盛岡市上下水道局
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かんよう30水道水源を守る水源涵水道水源を守る水源涵養林 森林は、地球温暖化防止、土砂災害防止、水源涵養、保健休養の場の提供、生物多様性の保全など、極めて多くの多面的機能を有しており、私たちの生活と深くかかわっています。 特に、「水源涵養」は、水道水源に密接に関係があり、次の3つの機能があります。① 「水資源貯留機能」は、森林に降った雨がいったん隙間に蓄えられ、ゆっくり時間をかけて河川へ送り出されることで、雨が降らない時期でも河川の流量がある程度維持される機能です。② 「洪水緩和機能」は、森林土壌に浸透した雨がゆっくり河川に流れ出ることから、降雨時における河川の流量が軽減され、洪水が緩和される機能です。③ 「水質浄化機能」は、森林から流れる水に窒素やリンが少ない一方で、土壌中のミネラル成分などがバランスよく溶け出し、おいしい水をつくり出すとされていて、この働きのことをいいます。 本市上下水道局では、水道の水源を保護するため「盛岡市水道水源保護条例」を定め、水道水源保護区域の指定を行っています。また、中津川上流の山林の一部を平成10年から取得し、「水源涵養林」として維持管理しています。これまでの取得面積は、寄付をいただいた山林を含めて265.46haとなっています。水源涵養樹林内のカラマツ水源涵養林内の針葉樹(左)と広葉樹(右)養林盛岡市水道90年第3章盛岡市の水道施設

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