盛岡市水道事業90年のあゆみ 盛岡市水道90周年記念誌 盛岡市上下水道局
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第7章52「盛岡市水道ビジョン2045」(2025〜2044年)を策定現状の主な課題 人口減少や節水機器の普及に伴う水需要の減少、施設の老朽化に伴う更新需要の増大など、水道事業を取り巻く状況は厳しさを増しています。将来においても、安心して水道を利用してもらうため、盛岡市の水道事業が克服すべき課題を以下のとおりまとめました。 上記の課題を踏まえ、次の基本理念と5つの施策方針を定めました。盛岡水道発祥の地「米内浄水場の緩速ろ過池」項 目◦水需要が減少していく中で、安定した料金収入を確保しなければなりません。◦水需要の減少に対応した施設規模の適正化を図っていく必要があります。①水需要◦水源の保全を目的とした森林保護と新たな水質リスクへ対応できる体制を構築していかなければなりません。◦水安全計画の運用管理を徹底する必要があります。②水質管理◦災害時でも安定給水ができる災害に強い水道施設を構築する必要があります。◦応急給水資機材の整備や民間協力も視野に入れた、実効性の高い応急復旧体制を構築する必要があります。◦水道施設の監視体制強化と非常時の危機管理体制の強化が必要です。③災害対策◦増加する経年施設の計画的な更新・改良を行う必要があります。◦水需要減少時代にあわせて施設を再構築する必要があります。◦水道施設や管路の計画的な耐震化が必要です。◦新たな配水管整備は、人口減少などの社会情勢も考慮しなければなりません。④水道施設⑤環境対策◦再生可能エネルギー設備の拡充や省エネルギー機器の導入を検討する必要があります。◦カーボンニュートラルに寄与するために、水源涵養林を活用した取組みが必要です。⑥お客さまサービス◦お客さまの利便性向上のため、料金納付サービスを充実させる必要があります。◦広聴・広報を通じてお客さまとの相互理解を促進しなければなりません。◦IT技術を活用したDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進していく必要があります。⑦事業経営◦負担の公平性とさらなる安定収入の確保に向けた料金制度の見直しの必要があります。◦将来を見据えた人材育成と技術継承を行っていかなければなりません。盛岡市水道90年第7章水道創設100周年に向かって課 題水道創設100周年に向かって

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