盛岡市の水道事業は、昭和9年(1934年)12月に給水を開始して以降、皆様とともに歩み続け、令和6年度に90周年を迎えます。
盛岡市上下水道局では、水道90周年を記念して、様々な記念イベントを実施していく予定です。このページで、水道90周年記念事業の情報を順次公開していきます。
盛岡市の水道事業開始から90年を迎えた令和6年12月1日に、盛岡市水道の発祥の地である米内浄水場で記念植樹を行いました。寒い中ご参加くださいました米内小学校、地域の皆さま誠にありがとうございました。
◆米内小学校5・6年生による校歌合唱
素敵な歌声をありがとうございました。
◆盛岡市長 内舘 茂 によるご挨拶
市民生活に必要不可欠な生活基盤である水道事業を着実に推進していくことを誓いました。
◆記念植樹
昭和9年の水道創設時にも植樹した「ヤエベニシダレヒガンザクラ」の幼木を植樹しました。
▲左から長澤上下水道事業管理者、杉本米内小学校長、米内小6年の大崎さん、内舘市長、米内小5年の上村さん、上米内地区活動推進協議会長の井上さん、上米内親交会長の渡辺さん
◆ 盛岡市上下水道事業管理者 長澤 秀則によるお礼のご挨拶
地域に支えられている米内浄水場について、あらためて感謝を申し上げ、90周年キャッチフレーズである「ゴクゴク飲める水道水を次世代へ」の実現をお約束しました。
▲米内小学校の児童の皆さんと植樹をした皆さんで記念写真
令和6年11月17日(日曜日)に盛岡市水道90周年記念事業「もりおか水道フォーラム」を開催しました!
戦場カメラマンやフォトジャーナリストとしてご活躍されております渡部陽一氏による記念講演、(株)ベアレン醸造所代表取締役社長嶌田洋一氏をお招きし、記念講演やパネルディスカッションを行いました。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
▲主催者 盛岡市長 内舘 茂よりご挨拶 |
▲盛岡市上下水道事業管理者 長澤 秀則より盛岡の水道の歴史や今後について説明「ゴクゴク飲める水道水を次世代へ引き継いでいきます。」 |
◆戦場カメラマン/フォトジャーナリスト 渡部陽一氏による記念講演
「戦場からのメッセージをあなたに ~ファインダー越しに見た命の現場~」
戦場カメラマンとして世界中の紛争地域を訪れ、戦争の犠牲者である子ども達を自分の目で見て、耳で聞き、向き合い、その声を届ける渡部陽一氏。破壊された学校で出会った14歳の少女のメッセージ、小さな命が奪われる残虐な戦場での医療の現状について、ご講演をいただきました。
▲記念講演の様子
◆パネルディスカッション 「当たりまえを未来へ」
戦場カメラマンの渡部陽一氏、(株)ベアレン醸造所代表取締役社長の嶌田洋一氏、長澤上下水道事業管理者がパネルディスカッションを行いました。
世界中で、日本と同じように「当たり前」に水道を利用できるのか、今後激甚化する災害に対して水道施設はどうあるべきか、水道を未来にわたって使用するために、私達にできることについて議論しました。渡部氏からは「日本は水が安全に利用できる奇跡の国であり、中でも盛岡は水の都である。」、嶌田氏からは「盛岡の水道水を利用して企業活動を行っている。今回のフォーラムで水道について考える機会をいただき感謝している。」というお言葉をいただきました。
▲左から司会のきぬさん、戦場カメラマンの渡部陽一氏、(株)ベアレン醸造所代表取締役社長嶌田洋一氏、長澤上下水道事業管理者
◆最後にみんなで記念撮影
◆米内浄水場さくらフォトコンテスト入賞作品展示
◆渡部陽一氏、米内浄水場を見学!
11月17日(日曜日)の盛岡市水道90周年事業 「もりおか水道フォーラム」の開催に併せて、渡部陽一氏が米内浄水場を見学されました!上下水道局職員の説明を受けながら、米内浄水場内の各施設をご覧いただきました。施設の見学を終えた後、渡部氏からは「水道ができるまでの歴史、水道が市民の皆様に届くまでの過程は悠久の歴史であり、心が洗われました。米内浄水場の建物・設備を拝見し、心が整いました。」とご感想をいただきました。
盛岡の冬を彩るもりおか森のリース。令和6年11月24日から12月25日の期間、盛岡市内23カ所に展示されます。令和4年度からは、上下水道局が管理している水源かん養林で間伐したスギの葉が使われています。今年はさらに、リースに水道90周年PR表示をしています。
街なかに展示されているリースを見ながら、私たちの飲む水道水の水源である森林の役割について考えてみませんか?
リースの展示場所については、PDFファイルをご覧ください。
Waのまちもりおかリースフェスティバルリーフレット(PDF:3.28MB)
水源涵養林での伐採やスギの葉の収集の様子、リース制作の様子、街なかに展示されているリースを映像にまとめました。
11月24日に岩手県公会堂でリース制作イベントが行われました。公会堂に展示する直径約1.8メートルの大きなリースが子どもたちの手でつくられていきました。
上下水道局では、リース制作の合間に水と森に関する出前講座を行い、水道90周年のPRと水源である森林の役割の説明を行いました。
そのほか、リース制作などの様子や出前講座の内容については、PDFファイルをご覧ください。
リース制作などイベントの様子(PDF:1.38MB)
出前講座資料「水と森の関係」(PDF:10.3MB)
近代化遺産とは、近代化に貢献した産業・交通・土木に係る建造物です。10月1日から11月30日にかけて「近代化遺産全国一斉公開」として、全国各地で展覧会などが開催されています。
その一環として、10月20日に「米内浄水場見学ツアー」が開催されました。
90年前に作られ、国の有形文化財に登録されている施設の説明に、参加者のみなさんは興味を持って耳を傾けていました。
昭和初期に建てられた水道記念館に入る |
水道記念館には水道創設期の貴重な写真が |
普段見ることができない施設の内部や |
最後は、水道水とミネラルウォーターの利き水に挑戦 |
米内浄水場見学ツアーの様子は、YouTube盛岡市上下水道局チャンネルにも掲載しています。
※画像クリックで印刷データが開きます
155人271点のご応募がありました。たくさんのご応募、ありがとうございました。入賞された11作品は、次のページで紹介しています。
令和6年7月13日に中央公民館で開催された表彰式。大人から子どもまで幅広い世代の入賞者が参加されました。
最優秀賞を受賞された |
受賞者のみなさんとの記念写真。受賞者11人中7人が参加されました。 |
表彰式の詳しい様子は、こちらをご覧ください。
展示会は、次の日程で開催します。桜が咲く来年の4月までの間、様々な場所で展示しますので、ぜひご覧ください。
1月~2月の開催は次のとおりです。
◆上米内駅工房&カフェ
◆Coffee Room DAN
水道90周年と水源保全のPRために、令和6年8月8日にWaのまちもりおか「絆の輪」プロジェクト(※)主催のイベントで、出前講座を行いました。
最初に、上下水道局から水の循環と森林の役割について説明をしました。その後、参加者は、森林散策やオリジナル葉っぱ染めランチョンマット(食事用マット)づくりをし、最後におやつのマシュマロを焼いて食べました。
(※)Waのまちもりおか「絆の輪」プロジェクトとは、毎年11月下旬から12月下旬にかけて盛岡の街なかに間伐したスギの葉など森林資源を活用した大きなリースを展示している団体です。令和4年度からは、上下水道局が水源保護のために間伐したスギの葉が使われています。
上下水道局が管理している森林の間伐についての説明や模型を使った水源涵養機能の実演をしました。 |
イベントの様子と出前講座の内容はこちらの動画をご覧ください。
令和6年8月10日に渋民運動公園で開催された玉山夏まつりでは、生出浄水場の水でつくったかき氷が販売されました。販売したのは、令和7年開業の「道の駅もりおか渋民」のブースです。フレーバーは地元の素材で作られたもので、氷は生出浄水場の水という地元にこだわったかき氷でした。
生出浄水場の水は、市内の他の水道と比べ、カルシウム、マグネシウムが多いことから硬度が高く、汗をかいた後の水分補給にぴったりです。たくさんの方々にかき氷を食べていただき、生出の水をPRしました。
大きなポスターで生出の水をPRしました。 |
写真は、「薮川とうもろこし&塩キャラメルソースのかき氷」です。 |
令和6年9月22日に渋民運動公園で開催された第34回啄木の里ふれあいマラソン大会2024では、ゴール地点で地元の生出浄水場の水を使った給水所とミストシャワーで選手の皆さんをお出迎えしました。
当日は、あいにくの天候でしたが、ランナーのみなさまは走り終えて乾いた喉を地元の水で潤していました。