~ 盛岡市に住んでいるシンくんの家で、水道料金についてお話しているみたい。
どんな話をしているのか、のぞいてみよう。 ~
ねえ、お母さん。今日学校で水道について勉強したよ。そこで、きれいな水にするにはお金がかかるって聞いたんだけど何に使われているんだろう?
たしかに、水道料金って高いのよね~。盛岡には
水道の料金って、くわしく言うと「水道料金」のほかに、下水道を使っている家では「下水道使用料」も一緒に支払っているんだ。だから高く感じるのかも…
(支払う料金=2か月分の「水道料金」+2か月分の「下水道使用料」)
そのうち「水道料金」をかんたんに説明すると『安全な水道水をつくり
でも、水を薬できれいにするだけなら、もっと安くていいんじゃない?
実はね、水道料金は、水をきれいにするために使う薬のほかに、浄水場や
おいしい水を安心して飲めるようにしているんだね。
じゃあ『届ける』にはどんな意味があるの?
『届ける』は、浄水場でつくった水を、みんなの家に毎日欠かさず届けるということなんだ。水はシンくんの家に来るまでに長い道のりを旅してきているんだよ。
じゃ
水源から浄水場へつなぐ
水が通る長い道のりを絵であらわすとこんな感じかな。
ずいぶんたくさんの種類の管があるのね。浄水場で水をきれいにしたら、すぐ家のじゃ口から水が出るイメージしかなかったわ。
土の中に隠れているから見えないけど、浄水場から家まで届けてくれる管がないと、お水のあるところまで取りにいかなくちゃいけなくなるよね。
外国の話とか学校で聞いたことあるよ。
ということは、今では水道管が私たちの家までつながっているから、水道料金は『安全な水をつくり』のほうに使われているってことでいいのかしら?
ところがそうでもないんだ。水道管や施設を維持・管理していくためにも、水道料金は使われているんだよ。こわれた時に
あら、そうだったの。知らなかったわ。
そういえば、
家のじゃ口から水が出なくなる。そうなることを防ぎ、みんなの家に水を「届ける」を「届け続ける」にするため、
今回のお勉強はこれまで~
<第1回のまとめ>
水道料金の使われ方、わかったかな?
(1)「安全な水をつくるためのお金」と(2)「みんなのところに届け続けるためのお金」
だったね。 次は何を勉強しようかな♪