~ シンくんが家に帰ると、お母さんが水道の料金表を見ながら何かを考えているみたい。
どうしたんだろう。 ~
ただいま! あれ?お母さん。どうかしたの?
おかえりなさい。水道の料金表を見ていて、少し気になることがあって・・・
空から何かが飛んできた
あら、水道ぼうや。いらっしゃい。
今、水道の料金表を見ていたのだけれど、
じゃあ、今回は口径についてお
水道料金をよく見てみると、確かに気になってくるところだよね。
ではまず問題。口径って、13mmとか20mmとかあるけど、これは何の数字かわかるかな?
え!?水道に関係あるものだから、じゃ
シンくん残念。13mmや20mmというのはね、それぞれの家につながっている水道メーターの大きさ(水道管の太さ)のことなんだ。
※水道メーターは使用した水量を計るもので、水
確か13mmは1.3cmで、20mmは2cmだよね。メーターや水道管にもいろいろな大きさがあるなんて知らなかったよ。
口径の大きさってどのように決められているの?安くなるなら13mmの方を選びたいわ。
実はね、口径というのは自由に決めることが出来るものじゃないんだ。口径の大きさは
瞬間的・・・?よくわからないや。
例えば
うちの口径は20mmみたいだけど、それって普通なの?
今はほとんどの家に洗濯機とお風呂があるし、洗面台や温水器がある家も多いよね。昔は口径13mmの家庭が多かったけど、1つの家にじゃ口がたくさんある現在は、口径20mmの方が主流になっているよ。
もし口径の大きさが合っていなかったらどうなるの?水が出なくなったりする?
実際の
数値で表すとね、口径13mmと20mmでは、出せる水量に約3倍の差があるの。お風呂にお湯を入れるときでも、口径20mmだと約20分でいっぱいになるけれど、口径13mmだと約1時間かかってしまうんだ。
3倍も時間がかかるの!?そんなに差があるんだね。
ほかにも13mmと20mmの違いがあるよ。口径13mmは、同時に使用できるのは、じゃ口2つ程度までと言われていて、3つ以上同時に使うと水量が弱くなってしまうの。
口径の大きさが使用形態と合わないと、
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口径について、わかったかな?
口径は水道の使い方によって適正な大きさが決められているんだ。
使用形態と合わないと、いろいろ問題が発生したりするかも・・・
次は何を