~ 盛岡市に住んでいるシンくんの家。最近災害のニュースをテレビでよく見るよ。
今日はどんな話をしているのかな。のぞいてみよう。 ~
ねえ、お母さん。最近地震のニュースをよく見るね。お水が地面から
そうね。あのときは
窓から何かが見ているよ
あ!水道ぼうや!今ね、次に大きい地震がきたときに、またお水が使えなくなるんじゃないかって、ママと心配していたんだよ。
災害対策とか、ちゃんとしているの? 水が出なくなると、すごく困るのよ。
じゃあ、今回は災害対策についてお
災害対策については、計画を立てて
平成23年3月に発生した東日本大震災では、盛岡市でも約3万
電気が止まっても、水道とは関係ないよね?ぼくの家のじゃ口は回せば水が出てくるよ。
ところがそうでもないのさ。電気はね、みんなの家に
東日本大震災のときは、停電が原因でポンプや
じゃあ、災害がおこっても水が出なくなることはないんだね。もう安心だ。
ごめんねシンくん。実は停電対策だけじゃ、十分じゃないんだよ。
みんなのところに水が届くまでに通るたくさんの施設や管を地震に強くしたり、浄水場が動かなくなったときに、ほかの浄水場から水を送れるように管を整備することも必要なんだ。
あれ? 前に浄水場については教えてもらったけど、「ほか」の浄水場って? 浄水場は一つじゃないの?
シンくん、さすが!いいところに気が付いたね。実は、盛岡市には7つの浄水場があるんだ。それぞれ水を配っている地域が違うんだよ。
そして、その7つのうち1つの浄水場が使えなくなったときに、その浄水場が担当していた地域に、ほかの浄水場から
事故や災害が起こった時に、浄水場どうしで
災害対策といったら、施設や管を耐震化するくらいしか思いつかなかったもの。
しかもね、それぞれの浄水場の間だけでなく、
周りの市町村ともつながっているのか。災害が起こった時は、みんなで助け合えるんだね。
いざというときに活用するための管。それを整備・維持・管理していくためにも水道料金は使われているんだ。他にもね、どうしても水が届けられない状況になったときのために、給水車や給水パックなども準備してるよ。
みんながどんなときでも水を使うことができるような生活環境をつくっていくこと、それが水道に携わるぼくたちの使命なのさ。
そんな環境をつくってもらえれば助かるわ。水は生きていく上で不可欠なものだから、これからもよろしくね。
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水道料金は、どんなときでも水を使うことができる
「自家発電設備」や「緊急時に活躍する管」があるって知ってた?
次は何を