トップ > 盛岡市の水道事業・下水道事業 > 平成29年度 水道料金改定 > 概要
これからもおいしい水を絶やすことなくみなさまへお届けするため、平成29年4月に水道料金を改定しました。
■水道料金改定の理由
■水道料金改定の内容
(1) 基本料金を引き上げ、従量料金を引き下げました
将来、人口が減少して水需要が少なくなった状況下においても、安定した料金収入を確保するため、基本料金の割合を約35%から40%程度に高めました。また、基本料金が増額になることに配慮し、家庭等への負担を軽減するため、従量料金を全体的に引き下げました。
※基本料金・・・水道管や浄水場の維持管理・更新に必要な費用。給水量に関わらず必要。
従量料金・・・水をきれいにするための費用(薬品費や動力費など)。給水量の増減に比例する。
※水道料金改定の内容について、詳しくは、改定後(平成29年4月1日)の上下水道料金等のご案内の「●水道料金・下水道使用料について」に掲載しています。
(2) 大量使用区分単価(1,001m3~)を新設しました
大口使用者と一般使用者の負担の適正化を図るため、大量使用区分単価(1,001m3~)を新設し、単価を値下げしました。
(3) 遅収料金制度を廃止し、遅延損害金制度を導入しました
料金等を指定期間内に納付しない場合、平成29年3月までは「実際に納付した日にかかわらず、納付すべき金額に一律5%を乗じて徴収する『遅収料金制度』」を採用していましたが、平成29年4月にはこの制度を廃止し、新たに「納期限から納付日までの期間を考慮する『遅延損害金制度(年利率5%)』」を導入しました。
このことにより、電気料金など他の公共料金と同様の取扱いとなりました。
(4) 手数料を見直しました
給水装置を改造する場合の設計審査及び完了検査において、分岐口径の変更に関わらず同額(設計審査2千円、完了検査4千円)とし、新たに写真による工事完了検査の手数料(2千円)を設けました。
※分岐口径とは、配水管等から分岐する給水管の口径のことをいいます。
※給水装置工事の費用について、詳しくは「●給水装置工事について」をご覧ください。
(5) 集合住宅特例制度を見直しました
マンションなどの集合住宅の料金計算には、①受水槽式(一括請求)集合住宅、②受水槽式(各戸請求)集合住宅、③直結式建物の3種類があります。
水道の使用実態の変化に合わせて、①受水槽式(一括請求)集合住宅の基本料金を、口径13mm相当額から口径20mm相当額へ見直しました。