上下水道局では、災害に備えた対策を行っていますが、大規模災害では全てを防ぐことができません。ここでは、災害に備えて家庭でできる備えをご紹介します。
断水など、直接お客さまに影響のある被害が発生した場合は、広報車やこのホームページなどでお知らせします。
災害等により断水となった場合は、広報車で給水拠点等をお知らせします。給水拠点で応急給水を行いますので、ご自分で水を運んでいただくようご協力をお願いします。
なお、水は1リットルが1kg、一般的なポリタンク1つで18kgになります。運搬手段も確保しておきましょう。
※上下水道局では、災害時の配布用として、6リットルの給水パックを常備しています。
また、断水時に蛇口が開いたままになっていると、水道が復旧したときに家の中が水浸しになってしまうことがあります。蛇口が閉まっているか忘れずに確認しましょう。
一般に、人が生命を維持するのに必要な水量は、一日3リットルといわれています。これは飲用としての最低水量ですから、これに加えて各家庭で必要に応じた水の備蓄が必要となります。
■飲用水を備蓄するときの注意点
お風呂の残り湯もとっておけば、災害時に防火用や雑用水として利用できます。
(溜めおきは、小さなお子さんの事故等に十分ご注意ください。)
受水槽を設置してポンプにより各戸に給水をしているマンションやアパートなどでは、発電機等がない場合、停電時に水道水をご利用できなくなることが想定されます。
●普段から水のくみ置き等の対策をしましょう。
●停電時に水が出る場合でも、受水槽内に残っている水しか使えません。停電時は節水に努めましょう。
●停電復旧後は、水道水に空気や錆などが混じり、濁る場合があります。しばらく水道水を流してからご使用ください。
【担当】上下水道局給排水課
大雨の時には、地下街、地下道など特に地下空間の浸水が心配されます。
浸水の危険があるときは早めに避難しましょう。
(1)地下街・地下室 … 浸水の危険性
局地的な集中豪雨が発生すると、地下空間では、地上では考えられないような事故などが発生します。集中豪雨や洪水に備えて、日ごろから浸水対策を心がけ、大雨が降った時は早めに避難しましょう。
(地下に水が流れ込んできた!)
(水圧でドアが開かない!)
(2)アンダーパス … 冠水の危険性
周囲の道路よりも低くなっているアンダーパスでは、冠水で車両が水没する可能性があります。
通行には十分注意し、冠水しているときは迂回するなど危機回避を最優先で行いましょう。
(3)雨水ます
雨水ますに落葉やごみをいれないで!
道路のわきの雨水ますは、雨が降ったときに水を排水する大切なものです。雨水ますの上に物が置いてあったり、落葉やごみでふさがれていると、道路冠水や住宅への浸水の原因になります。
ご自宅の近くの雨水ますの清掃にご協力ください。
【担当】上下水道局下水道整備課
日ごろの災害に対する備えや気象情報については、インターネットやテレビ、ラジオなどで、リアルタイムに正確な情報を入手することができます。積極的に活用し、いざという時に備えましょう。