大雨が降ると、既存の下水道の能力では排水できなくなり、土地や道路が冠水することを内水浸水といいます。内水浸水は規模が小さく、浸水範囲が点在すること、川から離れた場所でも発生することが特徴です。これに対して、外水(洪水)はん濫は河川の堤防から水があふれるなどして、広範囲にわたって浸水することが特徴です。
内水による浸水の被害が想定される区域や、避難に関する情報等を示したものを内水ハザードマップといい、平常時からの防災意識の向上や浸水発生時の円滑な行動に活用していただくために作成したものです。
平成30年に盛岡駅前及び合流式下水道区域、令和5年に盛南・仙北・都南地区国道4号周辺区域について公表しています。
■盛岡駅前及び合流式下水道区域
内水ハザードマップ地図面.pdf
内水ハザードマップ情報面.pdf
■盛南・仙北・都南地区国道4号周辺区域
内水ハザードマップ地図面.pdf
内水ハザードマップ情報面.pdf
国土交通省が平成27年7月に公表した東北東部地区(岩手県)の想定最大規模降雨に準拠し、1時間当たり120mmという降雨量の場合を条件としています。
この数値は過去に盛岡市で経験していない数値ですが、岩手県内の雨の降り方と類似した地域において、これまでの最大の降雨が1時間当たり120mmであるというデータに基づいたものです。
【参考】盛岡市の既往最大降雨量(令和5年3月現在)
局地的な集中豪雨が発生すると、地下空間では考えられないような浸水被害が発生します。建物の地下にいる場合は、次のような被害が想定されます。
地下にいるときは、安全と思い込まずに必ず外の状況を確認しましょう。
盛岡市防災マップ
(問い合わせ先 総務部 危機管理防災課 電話番号019-603-8031)
盛岡市土砂災害ハザードマップ
(問い合わせ先 建設部 河川課 電話番号019-626-7572)
盛岡市ため池ハザードマップ
(問い合わせ先 農林部 農政課 電話番号019-613-8459、玉山総合事務所 産業振興課 電話番号019-683-3852)
内水ハザードマップに自主防災や避難に関する内容が載っていますので、日頃から確認して準備をしておきましょう。また、「家庭でできる備えページ」もご覧ください
その他、地域住民が浸水対策のために自由に使える簡易土のうの保管場所として、土のうステーションの設置を、希望する町内会・自治会ごとに行っております。詳しくは下記をご覧ください。
土のうステーションについて.pdf
【担当】上下水道局下水道整備課