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盛岡市水道記念館は、東日本大震災による被害のため、公開を中止していましたが、耐震補強工事が完了したため平成29年6月1日から一般公開を再開しました。この機会にぜひ、昭和初期の雰囲気を感じ、盛岡の水道の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
所在地: | 盛岡市上米内字中居49番地 米内浄水場内 |
○ 地図を表示する(外部リンク) | |
※新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、閉館しています。(電話:019-667-2280) |
水道記念館は、米内浄水場内に昭和9(1934)年の水道事業開始と同時に施設の管理事務所兼管理人住居として建設されました。その後昭和59(1984)年に水道事業創設50周年を記念して「水道記念館」として姿を変え、多くの市民に水道の歴史を伝えてきました。平成11(1999)年にはその価値が認められ国の有形文化財に登録されています。また、市の保存建造物にも指定されています。
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米内浄水場の門を入ると、左手に懐かしい西洋風の建物が目に入ります。 | 車いすでお越しの方も利用できるように、外部にはスロープを設置し、駐車場わきには多目的水洗トイレを設置しています。 |
水道記念館内は、水にまつわる「3つの文字(源・澄・涵)」をテーマに展示をしています。
○源(みなもと)...盛岡の水道のはじまり
盛岡市の水道事業は、昭和9(1934)年に豊富な水量を誇る米内川を水源とした米内浄水場から始まりました。80年を経過した今も市民の生活を支え続けています。
このコーナーでは、米内浄水場管理事務所(現水道記念館)の設計図や昭和3(1928)年の盛岡市街図などを展示しており、建設当時は事務室として利用したこの部屋で、当時の様子に思いを馳せることができます。
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○澄(すむ)...盛岡の水づくり
人口増加などにより伝染病が蔓延する中、市民が待ち望んでいた水道。昭和6(1931)年当時の市長の英断で始めた水道事業は、2年間という短期間で通水を達成しました。
このコーナーでは、建設機械や道路が整備されていなかった当時の工事の様子などを写真で紹介しており、水を各家庭に届けるまでの苦労をうかがい知ることができます。
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○涵(うるおす)...未来をはぐくむ水道
安全でおいしい水を次世代に引き継ぐためには、水道水源を保護することが非常に重要です。
このコーナーでは、盛岡市が市民の皆様に愛される水を造り続けるために行っている、清らかで豊かな水の流れをはぐくむ森林を守る取り組みや、昭和9(1934)年に水道創設記念として植樹されたヤエベニシダレヒガンザクラについて紹介しています。
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