トップ > 盛岡市の水道事業・下水道事業 > 水道事業 > 水源保護への取り組み > 水源保護条例 > 条例制定の背景
■市民からの要望
盛岡市の水道は、緑豊かな自然環境の中から流れ出る米内川、雫石川、簗川および中津川等の水を水源としています。これまでも市民の皆さんから、「盛岡の水はおいしい」、「安全でおいしい水をこれからも守ってほしい」などの意見が多く寄せられていました。
■安全な水道水源の確保
盛岡市の水道水源は現在のところ良好な状態にありますが、全国的には、河川の汚染・汚濁が進み、その原因となる物質も多様化してきています。河川は、一旦汚染が進むと回復が難しいことから、その対応が重要な課題となってきました。このような中、市においても将来に向けて、水道水源の汚染を防ぐため、市民と事業者、そして盛岡市が一体となって保護していく施策が必要となってきました。
■水道水源保護の検討
盛岡市はこのような状況を踏まえ、安全でおいしい水を安定的に供給するための手立てを検討してきました。そして、今のきれいな河川を守り、安全でおいしい水を次の世代に引き継ぐためには、これまでの施策の他に「水道水源を保護していく条例」が必要であるとの結論に達しました。そこで、市民の皆さんからの意見も取り入れ、この条例を制定することとなりました。