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■ディスポーザ排水処理システムとは

ディスポーザ排水処理システム（以下「システム」という。）は、野菜くずや魚の骨など、台所の生ごみを砕いて水といっしょに下水道に流しこむ機械です。システムは、生ごみを破砕する部位（以下「ディスポーザ部」という。）と破砕された生ごみを排水・処理し、汚濁負荷を低減する部位（以下「排水処理部」という。）の２つの部位で構成されています。

■設置を認めているディスポーザ排水処理システム

盛岡市においては次の基準によりシステムの設置を認めています。なお、システムを設置する際には、事前に市へ届出て確認を受ける必要があります。

1. システムとして設置を行なうこと。(ディスポーザ部の単独の設置は認めていません。)
2. 公益社団法人日本下水道協会が定める「下水道のためのディスポーザ排水処理システム性能基準（案）」（平成25年３月）に基づき同協会の製品認証を受けたものであること。

■ディスポーザ部の単独での設置をしないようにお願いします

ディスポーザ部は、野菜くずや魚の骨など、台所の生ごみを砕いて水といっしょに下水道に流しこむ機械です。ディスポーザ部を単独で設置すると生ごみを簡単に台所からなくすことができますが、以下の問題が発生します。

1. 処理施設に負荷が多くかかり、放流水質が悪くなる
2. 下水管内の堆積物が増加し、詰まる
3. 下水管内に堆積した生ごみが腐敗し、悪臭が発生する
4. 悪性ガス（硫化水素ガス等）の発生により、下水道管の劣化や維持管理作業の危険性が増大する

以上の理由により、下水道施設や環境（川や海）に悪い影響をおよぼすことからディスポーザ部を単独で設置しないようお願いしています。