盛岡市上下水道局　グリーストラップ（グリース阻集器）について

■グリーストラップの設置について

建築基準法関係規定（昭和50年建設省告示第1597号）及び盛岡市下水道条例施行規程第4条の規定により、汚水に油脂類が多量に含まれる場合は、排水管の機能を妨げたり、排水管を損傷させたりすることを防ぐため、グリーストラップを有効な位置に設置する必要があります。

このことから、飲食店や料理店等の油脂類を使用する事業場では、グリーストラップを設置するようお願いします。

■グリーストラップの維持管理をお願いします

グリーストラップの掃除をおこたると、悪臭が発生し、ゴキブリなど害虫の発生場所になってしまい、大変不衛生になります。特に、ラーメン店や焼肉店など油脂分を多く使うお店では重要です。グリーストラップから油脂分が流出し、下水道本管や取付管を閉塞させる事例があります。

日本阻集器工業会では、グリーストラップの掃除について、次のように指導しています。

※事業活動に伴って発生した油脂や汚泥は産業廃棄物となるため、産業廃棄物処理の許可業者に依頼して正しく処理してください。業者については、廃棄物対策課指導係（019-626-7573）または（一社）岩手県産業資源循環協会（019-625-2201）へ確認願います。

●事業系ごみの分け方・出し方（盛岡市公式ホームページへリンクします）

※グリーストラップの点検・管理に支障をきたさないよう、その上部へ物を置かないようにしてください。

また、日本阻集器工業会では、油脂分を分解する酵素等を利用する方法やばっ気装置等の追加設置は、本来の性能を十分発揮できない等の理由で禁止しています。