■下水道工事の施工方法
下水道は主に「排水設備」、「管路施設」、「処理施設」の3つの施設から成り立っています。
下水道整備課が担当する工事のほとんどは、管路施設の工事です。
工事の方法は、開削工法と推進工法の2つに大別されます。
開削工法は下水道管の埋設深さが比較的浅い工事に用いられます。推進工法は埋設深さが深い場合や、交通量が多い道路など開削工法が困難な場合に用いられます。
■開削工法
地表面から管の基礎まで掘削して管を布設し、埋め戻す工法です。
■推進工法
下水道管を布設する区間の両端部のみを掘削して立坑(縦穴)を設け、その立坑間を掘進機にて掘り進む工法です。