下水道管の中に異物が流れて、つまる事例が多発しています。ご家庭から流れてきたウエットティッシュなどがその原因です。
下水道管がつまると、下水が道路にあふれたり、周辺地域にお住いのみなさまが下水道を利用できなくなるなど、市民の皆様の生活に多大な影響を生じます。
水に溶けやすいトイレットペーパー以外(ウエットティッシュ、ティッシュペーパー、ペーパータオル等)は下水道に流さないようお願いします。また、「トイレに流せる」と表示されている商品であっても、実際には、水に溶けにくいものもあります。トイレから流せても、下水道管でつまってしまうことがあります。流す場合は、大量の水で少しずつ流すなど、パッケージの注意事項を守って流すようにご協力をお願いします。
また、庭木の根が伸びて、汚水ますや下水道管の中に入り、つまりや損傷の原因になることがあります。根の侵入がないか定期的に汚水ますを開けて点検をお願いします。
実際につまった異物の写真
汚水ますの中につまった油の塊 |
下水道管の中につまった木の根 |
マンホールに流れてきた繊維系異物 |
異物の除去や清掃をしている様子
実際につまった異物と除去の様子を映像にしました。こちらをご覧ください。
※下水道管内部や、つまった異物の映像なので、不快に感じる場合はご視聴をおやめください。
建築工事現場などにおいて、モルタル類が下水道施設(下水道マンホール、汚水桝、雨水桝、下水道管、排水設備等)に流れ込み、下水道管が詰まる場合があります。
特にも地盤改良工事等を行う場合は、事前に下水道施設の埋設位置等を十分に確認してから工事を進めていただくようお願いします。また、残ったモルタルや作業器具の洗浄水等も下水道施設へは流さずに適切に処分していただくようお願いします。
下水道施設を詰まらせた場合は、工事の中止や下水道管内の清掃を行っていただく場合もありますのでご注意願います。